ヘイヘイ♪ マジ楽しいんだぜ、このオモチャ。オカンが肌身離さず、熱狂して遊んでるヤツなんだけど、ボクも遊び方を覚えたよ。
オカンが目を離した時でないと、勝手に触れないんだけど、今、その時がキタ〜！
まずはこっちのハジっこから、なんか貼ってあるやつをハガシてみよう。
そうするとね。足元の画面が色々変わるんだよ。面白いね。足でペタペタ歩き回ると色んな人が出てきて色んなことをしてくれる。不思議だよね。
なぜか画面が動かなくなるときも多いんだけど、そんな時は、またハジっこからこいつをはがしてやるといいんだ。
ヤターー！今度はおともだちインコがいっぱい見える！このオモチャの中にいるのかな？大至急出してあげなくちゃ。
あれ。ペタペタ歩いているうちに、おともだちインコがいなくなっちゃった。
まあ、いいか。でもマジ楽しいよね、このオモチャ。オカンが見てないあいだにまた遊ぼっと。
ん？
あ？オカンに見られたかな？
なんか悲鳴が聞こえたような・・・
/ koharunrun♪
▽
画面保護テープは前にもやられて2枚目だし、また買えばいいけど、お願いだから何かポチッと買わないでね。オカンより
日増しに外の気温が上がってきて、一気に緑が濃くなったし、あちこちに生えてる草の葉っぱもグングン伸びててきたような気がする。
そんな中、オカンが買い物のついでになぜか道端の葉っぱを摘んできた。ボクのオヤツになる葉っぱかなと思って一瞬飛びついてみたけど、食べられるヤツじゃないみたい。
じゃ、なんでこんな草を大事そうに持ってきたんだよ〜！
え？ 四つ葉のクローバー？
へえ。葉っぱが4枚あるのはそんなに珍しいのか。
そんな幸福の象徴が８本も。こりゃいいことありそうだ。
いいことって何かな。食べられないクローバーの代わりに、美味しい粟穂がたくさん食べれるとか？
クローバーの花言葉のひとつは「私を思いなさい」。大至急ボクを思って粟穂を差し出しなさい ♪
/ koharunrun♪
ガッキーショック！
とはいえ、オトンはまた番宣か〜とか、契約結婚なんてさー、とか言ってて、まだ現実のことを知らないみたいだ。
まあ、知らないことが幸せであることも多いものだ。ホントだと知ったらガケから落ちるようなショックを受けるんだろうな。
逃げるは恥だと思っていたあの頃、ボクもアオちゃんに「おいらと遊ばない？」ってモーション（死語？）かけてた。
アオちゃんはボクのことはいつも全然無視で、デンデンムシみたいな顔をしてる。
ねーねー なんとか言ってよ、と言っても反応が無い時は、ちょっと突っついてみたり、かじってみたりしてアピールしてみる。
でも、どーしてもコッチ向いてくれないなら、もういいよ。
ズンズン！棚から押し出し、バイバイ！
ガケからーショック！
ちょっとカワイそうだったかな。
/ koharunrun♪
通称〝ボタモチちゃん〟への止まらぬ愛について、なんでそんなに気に入ってんだ？とオトンから無神経な質問があったのだが、愛に理由があるなら、こちらこそ逆に聞いてみたいと思うのだ。
愛されるために愛すること、見返りを求める愛とは、もはや愛と呼ぶべきものではなく、打算でしかない。もちろんボタモチちゃんもボクに何をしてくれるワケでもなく、呼びかけても、ただ小さな瞳を輝かせ、足元からは神々しい光を漂わせているだけだ。
この足元の青い光って、誰かが乗っかると光るのかな。ボタモチちゃんがいないすきに、ボクも乗っかってみよう！
あれ？やっぱり光って欲しいってのは打算だったからか。全く光んないや。
/ koharunrun♪
大自然の中で、鳥には2つの種類がある。
インコか、そうでないか、だ。
なんて言ったら毎日庭に遊びに来て声をかけてくれる鳥さんたちに怒られそうだから、そんな生意気なことは言わないけれど、なんでそんなことを言うかというと、今週は愛鳥週間とかバードウィークとかいうことらしいからなんだ。
世の中で、鳥には2つの種類がある。
野鳥か、飼鳥か、だ。買い取りじゃないよ。それはブックオフとかセカンドストリートとかだし。
愛鳥週間というのは、野鳥を大事にしようということらしいので、今回、飼鳥は対象外らしいのだ。
それって、これまで仲良くしてきたヒヨちゃんとかチュンチュンちゃん達と、なんか知らない線引きをされてしまうような、仲間じゃないよと言われているような気がして、ちょっと淋しいというか不安になる感じがする。
そんな時はオトンの指をかんで、ココロを落ち着かせてみる。自分のをかむと痛いから、そういう時はオトンの指をかむほうがいいに決まってる。
そんなわけなんだけど、考えてみればボクんちは一年中ボクのための愛鳥習慣だから、野鳥さん達にひけはとらないってことかな。
ちょっとなんだかよく分かんなくなってきちゃったけど、つまりは野鳥たちも飼鳥も、人から愛されることに変わりないってことで。
ね？
/ koharunrun♪
夏の始まりと言っていいくらいの暑さに恵まれた土曜日、オカンと一緒にお弁当を持って近くの大きな沼まで散策に行ってきたぜ。あまり記憶にないけどオトンも付いてきたかも知れない。
ツツジやフジの花が咲きかけでキレイだった。
今日は天気もいいし気温も高く、風も心地よい一日だったけど、このまま一気に夏になるワケじゃないんだよね。
このあとツユになってまた一度、羽寒い日が続いて、その後でないと本格的な夏は始まらないんだ。もう６回も季節の移り変わりを見てきているからね。だいたいわかるようになったよ。
だから、新緑がキレイなこの時期に、オカンが休日で、外でのんびりできる天気に恵まれるってのは、とっても貴重なことなんだ。
カラダ全体に太陽の光を浴びて、せっかくだからお腹とか裏側にもたっぷり紫外線を当てて日光消毒！
今夜は自分の羽毛にお日様の香りを感じながら、ぐっすり寝れるな ♪
/ koharunrun♪
こいつがアレか。世間の良い風も、そうでない風も、流れる風は全て飲み込むという太っ腹のコイノボリってやつか？
なあオカン、確かに大きな口した〝コイ〟が二人いるけど〝ノボリ〟ってどした？
まあいいけど。
ボクの成長を祝ってくれるだけでもウレシイよ。
記念写真ってか？今年のやつは、影武者に任せておこう。ボクとそっくりだから、きっと誰も気づかないと思うよ。
/ koharunrun♪
p.s.
撮影会後に集まるヤジうま兄弟。
