日に日に最低気温が切り下がり、少し前まで艶やかだった庭の虫の声もピアニシモになってきた秋の夕暮れ。オトンが大事にビールを取り出した空ケースの隙間を、すかさず占領するこはる氏。
巣作りの本能がそうさせるのか、単なる好奇心と共に遊んでいるだけなのかは分からないが、一度この空間を支配したら守りは固く、我々の指先ですら侵入を許さない。
野生のコザクラインコは大木の洞穴に巣を作って生活するらしいので、そんなDNAがそうさせるのかも。
毎日、ビール無しには生きていけないオトンには一体何のDNAが働いているのだろう?
/ Naoking