16日まで愛鳥週間ということで、今日の新聞のコラムの書き出しは、シジュウカラのさえずりのことから。先日こはるの住む2丁目でもそれらしい声を聞いたのだが、なかなかその姿を近くで見ることができない。コラムには「胸にネクタイ模様のある小さな姿」とある。最近ネクタイすらしないオトンよりビジネスライクな方々なのかもしれない。
こはるだって、ネクタイこそしないまでも、世界情勢のチェックは欠かさないのだ。
新聞のコラムでは、ストリッカー著「鳥の不思議な生活」という本に出てくる「ニワシドリ」のことを書いていた。ニワシ?庭師?小枝で小屋のような構造物を作り、その出来栄えでメスを誘うという。言いたいことは、「芸術を人間だけのものにするのは無理がありすぎる」ということのようだ。
「誰もが芸術を頭で理解しようとする。ではなぜ鳥の歌を聞くときにはそうしないのか」と。
いやいや、鳥と暮らす多くの飼い主たちは頭のみならず全身で理解してますって。鳥の色彩感覚、音楽性。しかも、学者や研究者よりも多くの驚きをもって。
/ Naoking