こはるンルン ♪日記

コザクラインコ「こはる」成長日記

ひあしのびるンるン♪

明日は冬至。一年で最も昼間の時間が短い日。こはるさんも暗い中で過ごす時間が長かったね〜。

ここから立春までの間に、畳みの目ひとつずつ長くなる日差しのことを 「日脚(ひあし)」 と言い、立春の前なのでこれは冬の季語になるのだそうだ。

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三月の春分を過ぎて少しずつ日が伸びる頃のことを 「日永(ひなが)」 といって、こちらは春の季語。

こはるさんにも早く外の暖かな春の日差しを浴びさせてあげたいものだ。

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冬至の日に行うと健康に過ごせると食べると信じられていることに〝ん〟のつくものを食べること、というのがある。〝運盛り〟の縁起担ぎらしい。

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冬の七草と言われる七つの食材があって、南瓜(なんきん)・蓮根(れんこん)・人参(にんじん)・銀杏(ぎんなん)・金柑(きんかん)・寒天(かんてん)・饂飩(うんどん→うどん) だ。すべて『ん』が二回出てきて、『ん=運』を二倍呼び込めるのだそうだ。

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こはるんルん♪ も、シアワセを呼び込むよ。

二倍ね。

/ Naoking

 


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それも芸のうち ♪

最近のこはるさんの得意技の一つは、鈴をリンリンかき鳴らして、お付きの者を呼びつけること。ケージにも鈴は何個かブラ下がっていて、「出せ〜!」と要求するときに鳴らす激しさは凄まじい。

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人に自慢できるような芸は、あいにく本日は持ち合わせていないのだが、得意技らしきものなら、例えばカクレンボとか。

彼にしてみれば、完璧に隠れているつもりで、こちらが探す様子をうかがっている。

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鳥の芸というのは、鳥獣保護法が施行される以前は、お祭りの際に神社の境内などで、ヤマガラがおみくじを引いて、渡してくれるというような芸がよく見られたそうだ。現在、ヤマガラは飼育が禁じられたので、これは貴重な動画と言えるのかも知れない。

ヤマガラの「おみくじ」芸

https://www.youtube.com/watch?v=nYDa9gK7TGQ&feature

鳥獣保護法によって、違法飼育は無くなった反面、鳥との接点が減り、鳥への関心が薄れてさらに飼い鳥文化が縮小するという負の連鎖につながった時期があったという。

人と鳥のありかたには色々な考えがあるようだが、我が家のモットーは、飼い主ともども「無芸大食」。

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難しいことはよくわからないが「元気が一番!」

/ Naoking


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Which is happy?

 

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最近忙しすぎてついつい、と こはるには言いつつ、本当は単純に忘れていただけなのだが、半月遅れでスマホの壁紙を12月バージョンに更新した。12月の野鳥はキンクロハジロ。目が金色、体が黒色、羽が白色(ハジロ)のカモの一種だという。
・・目がゴールド?

・*マジか?金色のツボよりスゴくね?

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野鳥の壁紙を提供してくれている「サントリーの野鳥活動」のサイトは、毎月欠かさず訪れるところの一つ。野鳥といえば日本野鳥の会も有名だ。今年も紅白歌合戦の勝負の〝白黒〟をつける〝紅白〟のカウント、よろしくお願いします!

会の、野鳥の保護、研究に対する努力は素晴らしい。「鳥は野生のままで人間が手を触れるべきではない」というのが基本的な考え方のようだ。

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その貢献があって、現在日本で野鳥の捕獲は禁止され、飼育が許されている野鳥は、メジロのみ。それも一家庭一羽に限定されている。

ただ、「野の鳥は野に」の思想が人間は鳥を飼うべきでないという風潮に繋がり、法的に飼育が可能なインコや文鳥の飼育まで否定的に扱われることもあるようだという噂がないようでもない感じだったりしているような気配がないわけでもなかったりして。

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ペットとは言え心を持つ生き物であるから、壺や花のように飾って、見て楽しむものではない。一緒に暮らす以上は、この子達のシアワセの為に最善を尽くす。ほとんどの飼い主がそう思っているはず。

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自由に飛び回る野生の鳥達と、安心快適に暮らす飼鳥。どっちがシアワセなのか。

答えは知りようも無いが、どちらがより愛されて生きたか、だとすれば、こはるが一番になるようにしてあけたいものだ。

/ Naoking

 

 

 

そこに・・はあるのか?

♩街のどこかに 寂しがりやが一人

 今にも泣きそうに ギターを弾いている

昔の流行り唄と人は言いそうだが、こはるより何倍も生きているオトンにとっては、まだ記憶に新しい歌なのだ ^ ^

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「鳥に寂しいという感情はあるのか」

こはると暮らす以前は、そんなもんあるわけないでしょ、と吐き捨てるように言ったと思う。

今となれば、とんでもない認識違いに気づかず、こはるの何倍も生きてきたことが恥ずかしい。あの日に戻って、インコの神様に謝りたい。
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およそ脳を持って活動する生物には、その脳に沿った心があるのではないかと研究者も言っている。

こはるを見ていても、オカンと遊んではしゃいでいる時は楽しそうな表情だし、怒ったら噛むし、大好きなミカンを剥いてもらって食べる時もゴキゲンそのものだ。

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〝心〟の存在を強く感じるのは、家の中にみんなでいる時に、オカンがトイレとかお風呂に入るためにいなくなった時。「オカンはどこに行った?」と騒ぐ、探し回る、見つからないとオトンを噛む、鳴く、、、。

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寂しがり屋なのは分かったけど、オトンに八つ当たりするのだけはヤメてね。オトンにだって感情も感覚もあるんだから。

/ Naoking


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そらさむく ♪

こはるの住む2丁目から見える遠くの山の頂の白さが日ごとに増してきた。オトンの頭の白さも少しずつ増してきているような気がするが、それ以上の勢いかも知れない。季節は〝閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)〟本格的に冬になったらしい。

こはると過ごす冬も5回目。寒い〝大雪〟の季節だけに、一緒に楽しく過ごす時間をタイセツにして、この冬の寒さも乗り越えていこう。

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インコを含む鳥達の平均体温は42度。ヒトと比べれば相当な寒がりなはずだが、体の10%は羽毛で覆われているし、同じく10%の血液が代謝の高さを維持しているのだそうだ。そして常に食べ続けて新鮮な酸素と栄養を摂って寒さや運動量に対応している。たしかに、こはるも寒くなってから特に食欲が増したような気がする。

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食器に出されるのを待ちきれず、準備中のストックにダイブしてカブりつくような行儀の悪さは、我が家では決して許さない。食べようとする寸前で「待て!」。

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そして、この「早く食わせろ目線」にアセりながら、超大至急でこはるの朝食、水、おやつ、デザート(オカン担当)を揃えるのが我が家の毎朝の楽しい過ごし方。

/ Naoking

 


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最先端インコ♪

コザクラインコはオウム目インコ科ボタンインコ属。鳥の進化の過程でスズメ目(雀・文鳥とか)とオウム目(オウム・インコとか)は一番最近になって分化した最も新しい目で、いわば鳥類の中で一番進化したグループと言えるのだそうだ。

やっぱりね、こはる達は断然トレンディーだと思っていたもん。

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言うまでもなく、哺乳類の中では霊長類(サル・ヒト)が同じように進化の最先端なのだそうだ。なのに、オトン的には日を追ってなにかに退化している部分が増えているような気がしてならない。毎日ブンブン元気な、こはるがうらやましい。

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鳥が恐竜から進化する途上、中生代の末期には、カモの仲間やダチョウなどの走鳥類が分化して存在していたようだ。

そう言われれば、ネギを背負って無くてもカモには古代からの年季を感じるカモ。

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カモと言えば掛川花鳥園で見かけた。走鳥類の仲間か?と思われるような、走る姿が印象的な鳥もいた。

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どっか途中で進化するのを忘れちゃったような姿の先輩は、この先どこにむかうのか。
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進化最先端の、こはる。進化というより、時々の〝変身!〟の方がビックリする♪

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/ Naoking