キジは日本の国鳥。
人には言えないが、オトンは「国旗は日の丸、国鳥はコウノトリ」と勝手に思っていた。〝キジが鳴き始める候〟の記事を読んでいて初めてその間違いに気づいた。
カラフルでスタイルも良く、キリリと緊張感のある姿。我が家のポヨポヨなアイドル鳥と、なんと雰囲気の違うことか。
同じ鳥でも本当に様々な種類がいるものだ。
▼ 掛川花鳥園シリーズ Vol.4
最近、最も感心・感動したのは、掛川花鳥園で会ったオウギバト。ハト科カンムリバト属。冠羽が扇形なので扇鳩。
なんとも不思議な・・美しくも複雑な飾りを身につけたものだ。初めて対面したオトンは、まるで神話に出てくるような姿形だと思った。神話自体をよく知らないので根拠は特に無いのだが、そのくらい神がかり的な衝撃を受けたのだ。
しかし、全ての生き方に理由があるように、頭に扇を飾らねばならない事情が何かあったのだろう。そしてその形が造られ、価値観がDNAとして彼らの歴史にしっかり保存されるまで、何百年を要したことか。
まあまあ、余計なお世話だということはよく分かっているけどね。
キジの話から記事がそれてしまった。余計なことを言ったばかりに自ら災いを招いてしまうことのたとえにキジが使われるから、だな。
こちらも毎日新聞キジをカミカミ。
/ Naoking