我が家の天才こはるさん。ふとした瞬間に鏡に映った自分の姿を見つけた。世間の情報によると、インコは鏡というものを認識できず、鏡に写った自分の姿を仲間と勘違いして、時には恋をしてしまったりするそうだ。なんてナルシストなんだ。
鏡を利用できる能力というのは、生き物の認知・認識能力の一つの目安となるそうだが、人と何種類かの哺乳類の他、鳥ではカササギ類や、世界で最も有名なヨウムのアレックス君とかは、鏡を使って物を手に入れたり、自分の体に付けられた印を取り除いたりできるのだそうだ。
ちなみに「カササギ」とは、サギの仲間では無くスズメ目カラス科の鳥。本来のサギはペリカン目サギ科。詐欺に騙されたような話だが、カラス一族はやっぱり頭がいいんだな。
インコのなかでダントツの認識能力を持つヨウムに劣らず、天才こはる氏は自分の動きと向こうの動きを見て、「鏡がある」という認識のもとに、「自分が写っている」ことを認知しているように思える。 やっぱウチの子天才!
鳥は思考する。
僕は僕で、向こうの僕も僕だけど、本当の僕ではないから僕は僕でなかったかもしれない。
僕が僕であるために・・・さて、どうする、こはるさん?
考えるというより悩めるインコかな。
/ Naoking