冬の間は空気が乾いているせいか姿をひそめていた虹だけど、先週日曜の午後の移動中に、久しぶりにオカンが東の空に大きな七色の橋を見つけた。
オトン はオカンの、虹と四つ葉のクローバーを見つける能力を尊敬している。どんなに薄い虹でも見逃すことなく、四つ葉のクローバーにいたっては、クローバーが呼んでいるとしか思えないほどだ。
七十二候は今「虹始見:にじはじめてあらわる」の候。春が深くなると共に、だんだんと空気も潤ってくる。雨上がりに綺麗な虹を見ることができるのもこの時期から、という昔の人たちが経験から得た言葉だ。
虹は世界中で古来、様々な神話と結びられてきた。中国では大きな蛇とみなす考え方もあるそうだから、「虹」に虫偏がつくのはそのせいなのかもしれない。
虹は渡れないけど、最近綱渡りが得意な、こはるさん。
細い紐をしっかり握ってヨジ登ったりヨジ下ったり。左耳の調子はまだイマイチだけど、うまくいったときのドヤ顔はいつもどおり♪
/ Naoking