こはるンルン ♪日記

コザクラインコ「こはる」成長日記

私とインコと鈴と...

わたしが両手をひろげても、
お空はちっとも とべないが、
とべる小鳥はわたしのように、
地面(じべた)を はやくは走れない。

f:id:aufheben1007:20180121081001j:image

わたしが からだをゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴るすずは わたしのように
たくさんのうたは知らないよ。     f:id:aufheben1007:20180121081112j:image

すずと、小鳥と、それからわたし、
みんなちがって、みんないい。

f:id:aufheben1007:20180121081803j:image

7年前の3•11以降、しばらくの間、テレビから流れるCMは公共広告機構のものに切り替わった。

そのなかで童謡詩人金子みすゞの詩を題材にしたものは、あの時の出来事のBGMのようになって、今でも強く記憶に残っている。
金子 みすゞは、26歳で死去するまでに500余編もの詩を綴ったとされる。「私と小鳥とすずと」は代表作。3/10が命日だったそうだ。

この詩は小学校等の国語教育でも題材として多く使われたそうだが、何が一番大事なのか、人によって答えは色々あるようだ。

それもまた、みんな違って みんないい。

/ Naoking