行ってきたよ、クリニックに。ボクの寝たフリ作戦はいとも簡単に見破られたし、そろそろ行かないと時間に間に合わないからと、ヤツら二人はボクの緊張感なんかは全然無視してキャリーって言うの?あの小さなケージに押し込みやがった。インコの気も知らず、情け容赦ないヤツら。もう、隙を見つけたらマジで家出してしまいたい。
キャリーに入れられてからしばらく、「出せ〜!」と訴えてみたけど、うまく伝わらなかったみたいだ。耳が遠くなったんだろうな、二人そろって、もう。。。
とか言っている間にアタフタとオトンの下手な運転の車に乗せられ・・
じつは気づいたらもうウチに帰っていた。恐怖で逆立ったフェザーがなかなか元に戻らないぜ。
クリニックが嫌いだと言う訳じゃないんだ。センセの笑顔はドキドキするほどステキだし、スタッフの皆さんも、いつもとっても明るく優しいからね。
ただ、あの恐怖のでかい棒を口の中に入れられるのだけはダメだ。なんでこんな善良なインコがあんな拷問を受けなくちゃならないのか。次回からは、どうせイジメるならボーっと生きてるオトンにしてもらおう。
爪も短くなって、なんか勝手が違う。グリップ力の低下はインコにとって死活問題だってのがなんでワカラないかな、コイツら。ホントにもう。。
家に帰ってから、ちょっと落ち着いてから感じた、クリニックに行く前との空気の変化はなんだろう。オカンはとってもうれしそうだし。
クリニックでは、センセもオトンもオカンも、ボクの健康診断に問題ないこと、特に耳の調子が良くなったことを喜んでいる様子は良くわかった。そのことが、我が家の雰囲気を良くしたんだとすれば、今朝、ボクが家出したいと言ったことは。
あの時間に戻って取り消したい。
/ koharunrun ♪