人間たちは新型ウイルスの感染拡大で大騒ぎ。こはるの住む地区は、海が見える丘の上の住宅地にあるけれど、太平洋側の気候なので、大気は乾燥しがち。ウイルスは低温と乾燥を好むらしいから、こはるの耳対策のためにも、この時期はケージ内のコンデションに特に注意しなくては。
空気が乾燥してくると、身につけている羽毛も乾くのか、キッチンの水道蛇口に飛んできて、ソワソワ水浴びしたい気配を出しまくるこはる。
でも、実際に流水に触れる覚悟ができるまでには、少し時間がかかる。賢いインコというものは、何事にも慎重でなければならないのだ。
クチバシの先をちょっとつけてみて、水温のチェック。お湯は厳禁!冷めた過ぎても良くない。慎重な上に繊細でもある。
いよいよ覚悟が決まったら、今日は胸もとから水を浴びてみる。冷たい水の場合は、心臓から遠いところから慣らすのがセオリーだが、達人になると、作法に効率の良さもトリ入れる。
我が家の水道はオカンが昨年こはるのために浄水器付に変えた。メーカーのショールームに2回も行って検討を重ねたものだ。
鳥の種類によって、どうしてこんなに撥水機能が違うのか、元々インコは雨にあたらない暮らしをし続けてきたからなのか。トリあえず今回も同じひととは思えないこの姿。
/ Naoking