こはるンルン ♪日記

コザクラインコ「こはる」成長日記

神はオリーブに宿ルン♪

二十四節気の最終〝大寒〟も大詰めで、七十二候も最終の〝雞始乳(にわとりはじめてとやにつく)〟ニワトリが春の到来を感じて卵を産み始める時期というけど、こんなに寒くちゃ、いくらニワのトリでもそれどころじゃないだろうに。

それにしても、ニワトリのカラフルさに比べれば、こはるオリーブのなんとシンプルなことか。もちろんオリーブの方がかわいい。

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古来、鶏というのは、悪霊や神が来往する夜と、人間が活動する昼との境目を告げる霊鳥と見なされてきた。長く暗い冬の終わりと春の到来を期するにふさわしい存在でもある。

季節はともかく、我が家での存在感というのなら、この方をおいては語れない。

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我が家の中心というにとどまらず、氏の振る舞いは、正しく世界の中心にあると言っても過言ではないかも知れなくもない。

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世界には神話伝説の鳥となっている種類がたくさんあるのだけれど、うちのインコが一番エライ!という、我が家の中での神話。でした。

/ Naoking

 

 

 

 

シアワセならば♪

オカンから届いた写真。

土曜日の朝は我が家の庭も雪景色で、ゲストの小鳥のために置いてある餌箱の上にも雪が積もった。そして、こはるのケージから見える窓際に、鳥の足跡が。

こはるの友達が「雪が降ったぞ〜!」と教えに来たのではないかと、オカンの推測。

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部屋の中でヌクヌクと過ごす飼い鳥と、厳しい寒さの中で戦う野鳥のコミュケーションが成立するのかハナハダ疑問なオトンではあるが、幸せいっぱいな様子の前に、深く考える術は無い。

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いいじゃないの、幸せならば。

/ Naoking

 

 

空気読むインコ♪

こはるは、空気読んで行動してる。いままでも、そうかも…?と思ってはいたけれど、今回、それが確信に変わった。

オカンはもっぱら女子的なそういうの苦手だし、オトンはそんなのハナから読もうとさえしない。

2丁目のこのうちで、誰も教えない(正しくは教えられない)のに、なぜインコのこはるだけそんな器用になったのか。それはそれで謎であるけれど。

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それは、オトンが出張でオカンと二人きりの3日間のことだった。

こはるは、どうしてもゲージに戻ってもらわなきゃならない就寝時と朝の出勤時に、自分からすんなりゲージに入ってくれた!

オトンオカンがいるいつもなら、いくら眠くてもゲージに入るのは断固拒否、寝る用意が始まったり、慌しく着替えを始めたりすると、気配を察して高いところに逃げ回るのが常のこはる。

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ところがオカンと二人きりのときは様子が違う。

夜は、寝てもらおうと部屋を暗くすると、ゲージのドアに止まってちょっと考える仕草をした後すぐ入ってくれた。朝も、出勤する20分も前にゲージのドアに止まって、入ってあげてもいいよ…ってオカンを振り返る。

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オカンはまだちょっと早いからと遊ぼうとしたけれど、またすぐゲージのドアに止まって振り返るので、そのまま入ってもらい、いつもより早く出勤となりました。

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やっぱりオカンが普段から忙しくしているのを見てるから、困らせないようにと考えてくれてるんだな。そういえば、こはるを指にとまらせてても、お仕事があるからちょっと肩に移動してちょうだいと頼むと、すぐ移動してくれてたな。

オトンの場合は、どっしりして安心だから離れたくないのもあるけど、オトン甘いからちょっとのワガママなら聞いてくれるはずとも算段してる。

こはる絶対わかってる。インコ恐るべし。

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/yossy

 

二人だけだと…ルン♪

日曜日の午後から、オトンがまた2泊3日の出張に出かけた。

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おかげでオカンは一人二役。左手にこはる、右手で洗濯機操作したりと、インコホルダー役と家事を兼務している。でも片手ではなかなか出来ません。それに手の中にあるこはるは超絶可愛いので(親バカ)、しばしば手が止まってしまう。

普段、オトンが居間でこはるをホルダーしながら、ただただ新聞を読んでじっとしているのも有り難いことなのねと、日常のちょっとしたモヤモヤをぐっと噛み締めた(笑)

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こはるがようやく飽きて離れてくれた頃、オカンはキッチンに立てた。でもこはるはやっぱり追いかけてきて、キッチンペーパーを全力で蹴り飛ばし、安全に、キッチンに立つオカンを見張れる特等席に居座った。そのコストコのは、日本の通常のより相当重たいはずなんですけど、いつのまにかそんなに力ついたのかしら?とりあえず危ないから、そのままそこに居てちょうだいね。

さらにこはるは、オカンと二人だけの時だけ、ケージに自分から入ってくれる。昨日の晩もそうだった。オトンがいるときは絶対しない。

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残りの二日間のうち、理由を探ってみたいけど、こはるは教えてくれるかなぁ。どうかな?

後ろ髪を引かれる思いで、あれこれとこはるのことを考え、家を出た今朝のオカンでした。/yossy

インフル警報発令中♪

明日は大寒。大地も空も凍てつく沈黙の季節。こはるの住む地区の最低気温はマイナスになる日が続いている。こはるもカゼをひかないように気をつけなくちゃね。

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インコ は人間よりも体温が高いので人からカゼがうつることは無い。カゼのウイルスは、40度近い体温の中ではほとんど生育できないので、人がカゼをひくと体温を上げてウイルスを撃退しようとする。体温計が40度を超えたら意識モウロウとしちゃうけどね。

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インコの体温は高いから、インコが感染するウイルスはそれだけ強力だということだ。鳥から人にうつる病気は治りにくく恐ろしい理由がそこにある。

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鳥から人にうつる病気で良く言われるのがオウム病。オウムはインコのご先祖だから、他人ごとではない気がする。人間は医療体制がしっかりしているけれど、こはる達が病気になったら大変だ。せめてカゼをひかないように温度対策はしっかりして、寒さを乗りきろう♪

/ Naoking

キジもなかずば ♪

キジは日本の国鳥。

人には言えないが、オトンは「国旗は日の丸、国鳥はコウノトリ」と勝手に思っていた。〝キジが鳴き始める候〟の記事を読んでいて初めてその間違いに気づいた。

カラフルでスタイルも良く、キリリと緊張感のある姿。我が家のポヨポヨなアイドル鳥と、なんと雰囲気の違うことか。

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同じ鳥でも本当に様々な種類がいるものだ。

▼  掛川花鳥園シリーズ Vol.4

最近、最も感心・感動したのは、掛川花鳥園で会ったオウギバト。ハト科カンムリバト属。冠羽が扇形なので扇鳩。

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なんとも不思議な・・美しくも複雑な飾りを身につけたものだ。初めて対面したオトンは、まるで神話に出てくるような姿形だと思った。神話自体をよく知らないので根拠は特に無いのだが、そのくらい神がかり的な衝撃を受けたのだ。

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しかし、全ての生き方に理由があるように、頭に扇を飾らねばならない事情が何かあったのだろう。そしてその形が造られ、価値観がDNAとして彼らの歴史にしっかり保存されるまで、何百年を要したことか。
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まあまあ、余計なお世話だということはよく分かっているけどね。

キジの話から記事がそれてしまった。余計なことを言ったばかりに自ら災いを招いてしまうことのたとえにキジが使われるから、だな。

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こちらも毎日新聞キジをカミカミ。

/ Naoking

 

熱き泉わく〜♪

季節は小寒の真ん中あたり〝水泉動〟これを〝しみずあたたかをふくむ〟とは、なかなか読めないな。
地中で凍った泉の水が溶け、動き始める頃とのことだが、まだまだ寒さは続きそうだ。

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ハッピーマンデーのおかげで、世の中は3連休。せっかくなのでお出かけしたいところだが、色々あって こはるの相手もろくにできず、遠出もせず、用事に追われるだけの休日だ。

在宅時、こはるは基本的にオカンかオトンのどっちかにくっついているのだけど、手の中でモフモフされたり、指の上で踊ったり。

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こはるの足の裏から指に伝わる体温は、ほのかに温かい。インコの体温は38度〜40度と言われるが、鳥の体温が高めなのは、いつでも飛び立てるようにウォーミングアップをしている状態だからなのだそうだ。暖気運転中ってこと?

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オトンだって負けないくらい、いつでもアツい生き方だぜ!オカンも、そういうの暑苦しいと褒めてくれる ♪ 寒さは続くけど、心の泉からはアツさが流れるインコライフなのだ。

/ Naoking