「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉どおり、急に冷え込んできたこはるの周辺。げーじつの秋を控えて、オカンたちは久しぶりに美術館に寄ってきた。
正確に言うと、ここの喫茶コーナーで美味しいコーヒーを飲みに立ち寄っただけだが、館内はなぜか子供と、おネイさんがたくさん。何事かと思っていたら、ディズニー関係の展示があったみたいだ。
ディズニーを好きなのは、決して子供だけではなく、むしろ大人の方が多いのではないかと思われるくらいの勢い。現実の世界を忘れ、大人も子供も一緒に遊べる空間、作品、アトラクション。
オトン達は、そちらとは別に一瞬インコの世界を離れて美術館に住む鳥の彫塑に心奪われてきた。(外庭を歩いただけ)
鳥の姿は、それだけで絵になる。さて、こはるはどうだ?〝絵になる〟インコか?
むしろ〝気になる〟ことが多すぎるインコだったりしないか?
秋分の日には真東から登って真西に沈んだ太陽も、少しずつ重心をずらして、これから夜が長くなる。
こはるが留守番をしている時間に、暗くなるのが早まるのも少し忍びない。
なるべくこはるとのスキンシップの時間を大事にしなくちゃね、と言いつつ明日はまた出張で不在のオトン、寂しい夜になりそう。
/ Naoking